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2008年9月30日 (火)

働き蜂がいなければ花は咲かない

他人が心配するであろうことをこともなげに語ってしまうのは、

眞鍋さんのとても悪い癖だ。

その反面、

他人の言葉にもきちんと耳を傾ける人だと言うことも、

幸いにして見聞している。

「勝手にほざいてろ」的な傲慢さは、眞鍋さんとは無縁。

逆に、気配りの優しさに胸打たれる。

だから、心配し過ぎは止める事にしよう。

 

その眞鍋さん、「ココだけで教えて」(『週刊ポスト』10.10)で、五木ひろしさんにインタビューしている。

演歌界の大御所である。

五木さんの立身出世話は、耳にタコが出来るほど聞いている。

母がファンクラブの会員だったので、

しょっ中、五木ビデオが家に流れていたからだ。

とは言え、眞鍋さんが生まれる前の話。

五木さん、「よく勉強してますね」と感心している。

 

何時もの事だが、準備を怠らない眞鍋さん。

「読んどけ」と手渡された資料にただ目を通したのではない。

「やってるぞ」アピールはないけれど

目立たない努力は変わらない。

 

五木さんにしても、何十回となくしてきた話なのでとても滑らか。

いい滑り出しだ。

 

面白いと思ったのは、

「(苦労してきたので、人気が出ても)調子に乗ったりすることもなく順調でしたか?」

「いやいや ・ ・ 調子に乗るんですよ」

「乗っちゃいましかた(笑い)」

のくだり。

 

実は、この反省の弁、初めて聞く。

賞レースに乗れなかった期間、

ファンにとっても憤懣やるかたない時期だったらしく、

マネージャーがテレビ局の人間と喧嘩した

などと言う噂もあったようだ。

五木さんの誠実なイメージとは裏腹で違和感を感じたものだったが、

やはりそう言う事だったのだ。

 

自分の弱さを素直に認められる、

そんな度量のある大人になりたいものである。

 

「努力は成功して初めて認められる」は名言だが、

私なりに補足すると、

「成功の可能性を探るのが努力」。

「好きなこと」「やりたいこと」と適正が合致するのは

天才と呼ばれる一部の人達。

殆どの人は自分の適正が分からない。

しかし、何が向いているかは、やってみないと分からない。

それも、すぐに諦めるのではなく、ある程度の粘りが必要だ。

それが努力。

向いていない事が分かったからと言って、落ち込む必要はない。

努力の方向性を変えれば、不意に道が開ける事もある。

 

目立たない小さな事でも、努力をいとわない眞鍋さん。

その積み重ねは、決して無駄にはならないだろう。

「一発当ててやろう」的あだ花ではなく、

眞鍋さんらしい美しい花を咲かせるはず。

これもやっぱり ・ ・ ・ 真心眞鍋流か。

 

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