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2008年8月26日 (火)

掴む必要がないものもある。

眞鍋さんが「週刊ポスト」で連載しているインタビュー、「ココだけで教えて」は、毎回、各界のそうそうたる人々が登場する。

だが、9月5日号では、劇団ひとりさん。

ここに出てくるには、ン十年早いんじゃないの?と、思っていたら

思った通りに過ぎて笑えるくらい。

 

「ディベートが好き」だそうで、相手が何かを言うと、          取り敢えず「でもね」って言う。

「でも、その時点では、まだ何も考えていない」

「自分の意見なんかない」

「最終的に気持ちいいのはこみ上げてくる瞬間」だそうで、

「あいつバカだよな」と言うセリフが「こみ上げてきて」         泣きそうになると言う。

だが、「あいつ」と言う人物も「バカ」な状況も設定されていない。

 

見事なまでに無内容である。

あるのは表層、外面だけ。

それは写真を見ても分かる。

投げ出すように脚を組んで、腕組み。

各界著名人が数々登場したが、これほどえらそうにふんぞり返って写真に納まった人物はいない。

中身の空疎な人ほど虚勢を張りたがるものである。

 

だが、上っ面の世界を上っ面で生きて行くのも一つの芸である。

えらそうな態度も、ここまでくると、もうギャグだ。

 

本音をさらして自分の立ち位置を踏みしめてきた眞鍋さんとは、

まさに対照的。

実質勝負で積み上げた実績があるから、

眞鍋さんは何処までも謙虚。

虚勢を張る必要がない。

 

誠実な眞鍋さんは、ひとりさんのいいところを引き出そうと懸命だ。

しかし、ないものはないのである。

「やっぱり・・掴みどころのない人です」と、締め括っているけれど、

正確に言えば、

「掴むものがない」のだ。

 

しかし、ものは考えよう。

眞鍋さんにとっては、掴む必要がないものなのだから、

それでイイのである。

 

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